管理者あいさつ

管理者ごあいさつ

管理者  赤木 佳世

2024年4月1日に訪問看護ステーションCANの管理者に就任しました。
まずは、自己紹介をさせていただきます。出身は山口県で、大分県の看護学校を卒業し看護師となり病院勤務をしていました。その病院勤務中に緩和ケア病院への研修に行かせていただく機会があり、その時にお会いした訪問看護師や病棟看護師に話を聞き、実際にケアを見ることができました。その病院の看護師は、患者様の事を第一に考え、どのようにケアをすることがご本人様の望まれる生活であるのか、また安楽に過ごすことができるのかを一番に考え行動されていました。「死にたい」と言われる言葉の本質を知るためにコミュニケーションを取り、苦痛に感じていることは何かをアセスメントされ、その苦痛を軽減することを一番に考え行動される姿を見て、今までの自分のケアを反省するきっかけとなりました。その後、結婚を機に宮崎へ来ました。将来的に訪問看護師になりたいと思っていたのですが、まだ自分には知識や経験が少ないと思い病院で勤務をすることにしました。夫の転勤で東京へ上京することとなり、この機会に訪問看護に挑戦したいと思い訪問看護ステーションに就職しました。訪問看護の経験が長くなるにつれ、本当に自分のケアで良いのか自問自答することが多々ありました。また、スタッフへ指導をすることも増えてきましたが、本当にその指導で良いのかなどを考えるようになり、もっと自分の知識を深め、根拠のある自分の考えや思いを言葉にでき、スタッフへの教育へ活かせたらと思い2023年11月に訪問看護認定看護師の資格を取得しました。資格取得し、これからの人生を考えていたタイミングで、宮崎の病院勤務時代の同僚から訪問看護ステーションを開設するという話を頂き、同じ想いを持った看護師と共に訪問看護がしたいと感じ、宮崎へ戻ることとなり現在に至ります。
在宅生活を継続するためには、その地域にある複数の介護サービス事業所や医療との連携が必須です。利用者様を支えてくれるご家族や、地域の方々の協力も必要となります。その一部として皆様と関わっていきたいと考えています。

訪問看護は一人で訪問し判断することが必要となり不安な事もたくさんありましたが、支えてくれているスタッフがいるから訪問看護を続けることができたのだと思います。また色々な利用者様やご家族と関わり、人としても成長させていただいたと感謝しています。
まだまだ至らない点が多々ありますが、そのことを自覚し、謙虚に、より以上のものを目指して努力していきます。
今後も皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。